「珈琲店タレーランの事件簿 5」を読みました

珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように」を読みました。

物語の始まりは、11年振りにアオヤマ(主人公)が初恋の相手(小島 眞子)に偶然出会うところから始まります。眞子(まこ)は、悩みを抱えていました。 悩みとは、不倫を辞めたいのに、辞められないことでした。最終章の「嵐の夜に浮かぶ舟」で、眞子は自身の不倫に追い詰められていました。その結果、源氏物語の浮舟(うきふね)と自身を重ね合わせて、宇治川(うじがわ)で身投げ未遂を起こしました。アオヤマと美星(みほし)は、間一髪引き止めました。

エピローグ「この鳳凰茶がおいしくなりますように」では、アオヤマは香港に引っ越す眞子に「また会えるか」と尋ねます。

会えるよ。必ず会える。

と返答がありました。11年前、アオヤマが眞子に同じ質問をした時は「そうだね。また、会えるといいね」でした。 11年前は、可能性を感じさせる返答でしたが、今度は確信に近い返答に変わっていて良かったです。

以上、とても読み応えのある小説でした :wind_chime: